T-CoMICについて About us

たかはま地域医療イノベーションセンター(T-CoMIC)

まち・ひと・からだの調和を保ち
人口減少社会に対応した
持続可能な医療づくりまちづくりを目指して

高浜町では地域医療推進体制を発展させ、「地域医療体制の充実」と「健康のまちづくり活動の推進」を目指した新たな地域医療の協働・連携モデルを構築すべく、福井大学・JCHO若狭高浜病院・高浜町の3つの組織で「地域医療連携体制構築にかかる協働連携に関する協定」を令和3年6月24に締結しました。
「たかはま地域医療イノベーションセンター(T-CoMIC)」は三者の協働連携を円滑に進めるための拠点として、JCHO若狭高浜病院内に設置する機関です。

T-CoMIC役割

  1. 「医療教育」「医療連携」「健康増進」事業の拠点

  2. 「新たかはま地域医療モデル」の構築とコーディネート

  3. 中長期的な「医療政策」と「健康のまちづくり」の戦略立案・推進

代表者挨拶

福井大学医学部地域プライマリケア講座 教授 井階友貴(センター長)

福井大学医学部地域プライマリケア講座
教授井階 友貴(センター長)

当講座は、2009年に開設された高浜町の寄附講座です。
近年、地域医療を取り巻く環境や課題が刻一刻と変化し多様化する中、これまで、医療者主体による医療づくり(医学教育)に始まり、住民主体による医療づくり(住民啓発・住民活動支援)、そして地域総出の健康のまちづくりへと、取り組みの視点を拡げながら、高浜町の抱える課題に向き合って参りました。高浜町に関わる皆さまに支えられた本取り組みは、第6回プラチナ大賞「全員参加の地域づくり賞」等、多方面より評価をいただいたところです。
この度、これまでに推進して参りました住民、行政、医療・介護の連携・協働をさらに有機的・効果的に進化させるべく、JCHO若狭高浜病院、高浜町、福井大学の三者による「たかはま地域医療イノベーションセンター」での取り組みを開始することができました。「より一歩先行く医療づくり、人づくり、地域づくり」を掲げ、これからも地域の皆さまと歩んで参ります。引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

地域医療機能推進機構(JCHO)若狭高浜病院 院長 秋野裕信

地域医療機能推進機構(JCHO)若狭高浜病院
院長秋野 裕信

JCHOグループは、地域の住民・行政・関係機関と連携して地域医療の改革を進め、安心して暮らせる地域づくりに貢献することを理念としています。
福井大学、高浜町、当院の三者の協働連携拠点である「たかはま地域医療イノベーションセンター」が当院に設置されることによって、当院職員の地域医療連携、地域医療教育に貢献する意識がさらに高まることは間違いありません。
「病気を治す医療」から「暮らしを支える医療」へと医療をシフトさせ、新しい形の地域医療を実現するために、福井大学、高浜町、ならびに周辺の医療機関と密接に連携し、地域の皆さまの健康増進、疾病の予防、診断と治療、リハビリテーション、介護と、途切れることのない医療システムを構築し、健康のまちづくり活動を推進して参ります。

高浜町長 野瀬豊

高浜町長野瀬 豊

本町では、福井大学医学部に開設しております寄附講座「地域プライマリケア講座」を軸に、「地域医療人材の育成・確保」や、「地域医療体制の構築」、また、「健康をテーマとしたまちづくり」を目指し、福井大学や若狭高浜病院、町内医療・福祉・介護従事者、そして地域の皆さまとともに、各種事業に取り組んでいます。
たかはま地域医療イノベーションセンターでは、これまで取り組んできた相互の協働、連携はもちろんのこと、「地域医療教育」「地域医療連携」「地域健康増進」等、本町の地域医療体制や健康のまちづくりを更に発展させ、福井県、全国にも寄与する「新たな地域医療モデルの構築」を実現していきたいと考えております。
今後とも、「持続可能な高浜町」を目指し、福井大学、若狭高浜病院、高浜町が三位一体となり、安心して医療を受けられる、また、多様な職種や地域との連携、協働が図れるまちづくりを進めて参ります。

概要

機関名
高浜地域医療イノベーションセンター(T-CoMIC)
設置場所
JCHO若狭高浜病院 2F
所属する職員
福井大学医学部地域プライマリケア講座教員
JCHO若狭高浜病院担当職員
高浜町保健福祉課地域医療推進室職員
三者協定締結日
令和3年6月24日
センター開設日
令和3年8月1日